ロカボで認知症予防

ブログをご覧くださりありがとうございます。

認知症のリハビリやケアに携わって20年。

回想法が大好きな伊山です。

ロカボ(適正糖質)生活を始めて1年になります。

ロカボ生活を始めたきっかけは、糖質制限をしている友達の

「体にとって、酸化がサビなら、糖化はコゲだよ。」

という一言でした。

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー:過去1~2か月間の血糖値の平均)が高いことを気にしながらも、
まあ大丈夫だろうと見て見ぬふりをしていましたが、

強い衝撃をうけ、すぐに糖質制限をスタート!!!
(どうせなら運動もしよう!!と、週に1~2回ですが、夕食後のウオーキングも始めました。)

半年後に、高めだったHbA1cの数値は正常になりました。

糖質制限やロカボは糖尿病予防でしょう?

認知症とどう関係があるの?

と思うかもしれません。

年を重ねると誰しも、もの忘れをしやすくなったり、自分の身の回りのことができなくなったりします(認知障害)。特に糖尿病のある高齢者の場合は、高血糖の状態が長く続くことで認知機能が低下しやすくなり、もともと軽度の認知障害がある方はさらに進んで認知症を発症しやすいといわれています。
具体的には、糖尿病の方はそうでない方と比べると、アルツハイマー型認知症に約 1.5 倍なりやすく、脳血管性認知症に約 2.5 倍なりやすいと報告されています。また、糖尿病治療の副作用で重症な低血糖が起きると、認知症を引き起こすリスクが高くなると言われています。
一方で、認知機能が低下すると糖尿病薬の内服や注射、食事や運動の管理がうまくできなくなり、糖尿病の悪化につながることがあります。

出典:認知症 | 糖尿病情報センター (ncgm.go.jp)

糖尿病によって認知症になりやすくなる

認知症になると糖尿病の管理が難しくなる

認知症が悪化する

糖尿病と認知症は、互いに負の影響を与える関係と言えそうです。

実際に、糖尿病をお持ちの認知症の方はとても多いです。

毎日きちんと薬を飲むためには、誰かのサポートが必要であることが多く、一人暮らしであればなおさらです。

糖尿病は生活習慣病のひとつですが、認知症との関係が深い病気です。特に、アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβという老廃物が溜まることによって引き起こされます。アミロイドβは、本来誰でも作られており、インスリン分解酵素によって分解されています。

インスリンは、膵臓でつくられるホルモンで、血糖値を下げる働きをしています。糖尿病の場合、このインスリンの分泌がない、もしくは、分泌されていても効果的に働かないため、血糖値が下がらず、高血糖の状態が続いています。

高血糖の状態が続くと、インスリン分解酵素は、インスリンの分解が最優先となり、アミロイドβの分解にまで働けなくなります。その結果、アミロイドβが溜まります。

また、高血糖の状態が続くと、血液はドロドロになり、血管を傷つけます。この状態が動脈硬化です。動脈硬化が進むと、血管がもろくなり、脳梗塞や脳出血といった脳血管障害を起こします。その結果、脳血管性認知症を引き起こす恐れがあります。

出典:認知症と糖尿病の関連性 | 認知症ねっと (ninchisho.net)


糖尿病になるとアミロイドβというゴミがたまりやすくなる

アルツハイマー型認知症になりやすくなる

また、

糖尿病になると血管がいたむ

脳梗塞や脳出血を引き起こしやすい

脳血管性認知症になりやすい

その結果、糖尿病になると

 アルツハイマー型認知症 ⇒ 約1.5倍
 血管性認知症 ⇒ 約2.5倍


とリスクが高くなるのですね。

やはり、糖尿病を予防することは、認知症予防につながると言えそうです。

しかし、スイーツやパンが大好きで、自分に甘く、三日坊主の私です。

極端な糖質制限はや毎日の運動は続かず、

ロカボ(適正糖質)生活と週に1~2回の運動が自分にとっての“ちょうどいい”でした。

自分にとっての“ちょどいい”加減で、糖尿病予防と認知症予防を細く長く続けていこうと思っています。

「予防は治療に勝る」ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です